日本において非常に人気の高いハーレーダビッドソンですが、その中でもスポーツスター愛好者は非常に多いです。
そのエンジンは他のハーレーのビッグツインとは全く異なります。もともとスポーツスターはハーレーがレースで勝つために開発されたマシンです。
大きな特徴としては、ビックツインではエンジンとミッションが別体となっているが、スポーツスターではこれらが一体化していて、これにより強度のアップと軽量化というメリットを得て、過酷なレースに耐えることが出来るように設計されています。
もう一つ大きな特徴は、ビッグツインの1カムや2カムと違って4カムを採用していることです。これもレース用の車両であったことが理由で、1本のバルブに1本のカムを対応させることでバルブ・タイミングの自由度を高め、高回転でもスムーズに回るように設計されています。
速く走る為に、戦う為に生まれたマシンでありながらも、その耐久性、軽量性、細身のスタイルが受け入れられ、老若男女を問わず絶大な支持を得ています。